SIerビジネス
今まではシステム開発のアーキテクトやマネージャー。組織長などをやってきた。いずれもシステム開発にかかわることで、レイヤーが少しずつ上ってきている感じ。
今、別の話としてM&A検討、ビジネスDDを担当している。
与えられた情報も時間も限られている中の分析。
なるべく定量的に分析するよう、まとめるようにしている。当たり前だけど。
そうすると今まで以上に数字で俯瞰してみることができる。
SIerのビジネスモデルは、やっぱり人(開発要員)で稼げる人員の数が一番重要。
それが売上の源泉。
人数×単価=売上
まずは人数。そうなると採用力と辞める人を減らす企業環境が重要。
マネージメントを増やしてBPで増やすというのもあるけど、「良質」な人材を獲得、育成するのが源泉。
それをどう評価するかというところ。
上記のような典型的なSIer(SESや請負)はやはり人数勝負にならざるをえない。
なので、利益率をあげるにも規模を拡大するには新規事業、自社製品を持つという流れになるだろう。
今回検討している企業は自社サービスはほぼないので、これには当たらない。
細かいところは言えないところもあるので、これくらいにして。
現業は引き続き、製品サービス部門責任者としてライン長をやっている。
その上で、上記視点は当たり前のことではあるが、新しい気づきがある。
採用は自分としてはそこまで関与できないが、
・人を定着させること、環境をつくること
・良質な稼げる人材を育成する
・育成コンテンツを作成する
・誰でも稼げるようなツール/フレームワークを作る。
という観点で今までの自分のタスク役割を見直すことができた。
改めて全体を俯瞰して必要性が自分の中で腹に落ちると見えてくる世界が変わるなと思った。今日このごろ。